2022年11月18日

時間のたつのが本当に早くなりました

11月18日(金)
池田理代子です。

私の時間の感じ方は、お相撲の場所で決まりますが、ついこの間東京場所が終わったと思ったら、もう一年の納めの九州場所です。
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仕事部屋の窓の外の紅葉も深まってきました。

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これが終わるとクリスマスとお正月なんですね。
年の暮れには、私は立派な『後期高齢者』になります。
その12月18日に、村田孝高が、埼玉県民オペラの『秩父晩鐘』に、山県有朋役で出演させていただくことになっており、はるばる和光市まで稽古に通っています。
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池辺晋一郎氏が作曲された、秩父事件を扱った記念すべきオペラの再演です。
お近くの方はぜひ足をお運びください。
後ほど、関東の方々にはご案内を差し上げる予定です。

さてその前の12月2日には、私も久々の歌の舞台が控えているので、怠けていた声帯を鍛えなおしています。
歌手の皆さんも、このコロナの間舞台がなくなったり減ってしまったりしてしまったせいで「怠け声帯」を元に戻すのに頑張っていらっしゃるみたいです。
12月3日から、何と赤坂の迎賓館で、『世界女性会議』が開かれるのですが、その前夜祭にあたる二日に、岸田総理主催の食事会があり、そこで歌うようご指名を受けました。
ピアノ伴奏は、岡崎ゆみさん。

ところが、迎賓館には驚いたことに弾けるピアノがなくて、結局、東日本大震災を生き延びた『奇跡のピアノ』を運び入れることとなりました。
これも、世界を代表して集まられる女性たちにとって、大変有意義なイベントの一つになるのではないでしょうか。

村田の助けを借りて、ヴェルディのオペラ椿姫から『乾杯の歌』を歌わせていただきます。
椿姫と言っても外国の代表の方々には通じません。
正確には、「La Traviata」から"Brindisi"を歌わせていただくということになります。

この曲の前奏は、始まってしばらくしていったん止まるのですが、司会の方がそれをご存じないと、その前奏の止まった時にトークを始められたりして、「え!?」と、歌い手は慌てることになります。
過去には実際そういうことがありました。
今度はどうか無事に済みますように。

このところずっと、面倒がって温泉大浴場に行っていなかったのですが、先日からまた復活しています。
ここの温泉は、打ち身や傷などに本当によく効くのです。
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先日エスカレーターで転倒してから、ずっと痛かった全身が、少しずつ楽になってきました。
しかも、お風呂から上がって寝るまで、ずっと体がポカポカ温まったままで気持ちがいいです。
あの徳川家康が、ことのほか愛でて、わざわざ江戸城にまで運ばせたというお湯と同じ泉質のお湯です。



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2022年10月27日

すっかり寒くなりましたね

10月27日(木)
池田理代子です。

大勢の方が、六本木森ビルでの50周年記念展覧会に行って下さっているようで、とても嬉しく、有難く、お礼申し上げます。
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先日は、久しぶりにドレスコードのあるパーティに行ってまいりました。
ロックフェラーJr.ご夫妻主催の着席ディナーのパーティで、村田が歌わせて頂くことになっていたので、森家ご夫妻をお誘いして、珍しくロングのドレスを着て行ってまいりました。
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ピアノは、高名な岡崎ゆみさん。
『バチカンから日本へ』のコンサートでもいつもご一緒させていただいています。
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ディナーの前のカクテルパーティタイムでは、色々なお知りあいとお話ができました。
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着席ディナーとはいえ、みんな立ち上がっては名刺交換に忙しく、あまりの騒がしさに、私のすぐ後ろで立って大きな声で喋っていらっしゃった方には「夫が歌っているので、少し静かにお願いします」と文句を言ってしまったほどでした。
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むかし私が、立食のパーティで歌わせていただいたときは、やはりピアノ伴奏もかき消されて歌を途中でやめるような羽目になってしまったこともありましたが、着席のディナーで、これほど多くの人が、ディナーそっちのけで歩き回って挨拶しまくっているパーティは、初めてでした。

この日は、夜遅くなったので、会場となったホテルに一泊して帰ったのですが、なんと私は、キャリーバッグを持ってエスカレーターに乗り、最後の降り際で、見事に後ろに倒れてしまい、エスカレーターのステップで後頭部と背中をしたたかに打って、一瞬失神してしまいました。
後から来ていた村田が抱き起してくれ、その後ちょうどかかりつけの先生のクリニックが傍だったので、そちらに運ばれて、診察を受け点滴を打ってもらい、その後頭部CTスキャンを受けました。

本日結果が出て、頭蓋骨も中身も怪我はないことを告げられ、ほっと胸をなでおろしたところです。
もう一人ではエスカレーターには乗らないようにしようと固く決心しました。

週が明けて火曜日には、以前からお約束していたオペラ仲間の羽山晃生・弘子ご夫妻が熱海に来られ、ご一緒にお喋りとシャンペンと海の幸のご馳走で、夜遅くまで楽しいひと時を過ごしました。
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生憎海の幸の店はみな、コロナで夜の営業をしていなかったり、営業自体をしていなかったりでしたが、いつも行きつけの来宮にあるレストランで、素晴らしい魚介尽くしのイタリアンを堪能することができました。

新鮮なお魚のカルパッチョはもちろんのこと、この、伊勢海老のスパゲティ・ペペロンチーノには、ただ仰天!
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この季節の間に暫く通いたいと思ったほどの美味しさでした。

けれども世界に目を向けてみれば、こんなお食事が楽しめるような環境ではない場所が多くあります。
私のような年齢に達したものはまだいいとして、これからをこの地球で生きていかねばならない多くの若い世代の人々が、本当に気の毒でなりません。
ただただ、平和を祈るしかない身です。

posted by riyoko at 19:52| Comment(0) | 日記

2022年10月07日

何という異常気象!

10月7日(金)
池田理代子です。

今日は何と、日中11℃、12月の気温だそうです。
ぷにちゃんが私にすり寄ってきて離れませんし、少し暖房を入れています。

先日、九月場所の千秋楽には、何年かぶりで、佐渡が嶽部屋の千秋楽パーティが開かれ、懐かしさいっぱいで村田と二人参加いたしました。
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親方もお変わりなく、立派な体格と美男ぶり、そしてずっと応援している力士さんたちと親しくお話しできて、幸せな時間を過ごしました。
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「お坊ちゃま」こと琴ノ若関も、いよいよ三役入りが近いかという活躍を見せてくれています。
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こちらは「おにいちゃん」こと、琴太豪さん。
いや、実は少女のころ、長女だった私は「おにいちゃん」が欲しくて欲しくて、その頃に思い描いていたお兄ちゃん像にそっくりなお相撲さんで、ずっと早く関取になられる日が来るのを応援していたのですが、そのことをお伝えしたのですが。
こんなおばさんに言われてもねえ・・・笑ってくださいました。
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引退され、断髪式を待つばかりの元大関琴奨菊、秀の山親方ともお話しできました。
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村田の父の三回忌も、広島で無事に済ませました。
広島の実家滞在中に、飼い犬のベルギーシェパード「くう」ちゃんが、脾臓の腫瘍を取る手術があり、私も動物病院までお供しました。
が、私など何の役にも立たず、ただ茫然と見ていただけでした。
大きな犬は、車や手術台に載せるだけでも二人がかりの大仕事です。
でも、日頃家の中にいて、お母さんの杏子さんに甘えっぱなしのくうちゃんは、手術後入院ができなくて、鳴いてばかりいるので「家に連れて帰ってくれ」と病院から言われたとかで、うちの甘えん坊のぷにと変わらないな、と、思わず微笑ましくなりました。

村田は、今月の21日、横浜グランドインターコンチネンタルホテルでの記念のディナーショウに出演いたします。
ロックフェラー財団がやっているイベントに、ピアニストの岡崎ゆみさんからお呼びがかかり、歌わせていただくことになりました。

また、今年12月18日に、和光オペラで秩父事件を扱った日本語のオペラに、山形有朋役で出演するので、今日から稽古に和光まで通っています。
下手をすると、車で往復七時間の道のりです。

翌日の19日には、『バチカンから日本へ』の大イベントの総合プロデューサー・榛葉昌寛さんの掛川でのディナーショウにも、出演させていただきます。
こちらは『カルメン』をやられるとかで、村田は定番のエスカミーリョで出演させていただきます。

『ベルばら50周年』の展覧会で、関連する取材などが続き、暫く短歌を詠むような静かな精神状態ではありませんでした。
でも先日、『河野裕子短歌賞』で、私も入選に選ばせていただいた歌人の方から、歌集をお送りいただき、久方ぶりに短歌と向き合っています。

今NHKの大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出てくる、三代将軍・源実朝の『金槐和歌集』がとても好きなので、また読み返したりしています。
あの時代は、技巧を凝らした雅な歌が中心だった中、実朝の歌を見た藤原定家は、「何の技巧もない、見たままを歌った万葉集のようだ」と評したそうですが、私は実朝の歌のそういうところがとても好きです。
大海に轟き砕け散る波、はるかに沖に見える小島、風にはらはらと葉から落ちる露・・・大らかで心に響く金槐和歌集です。

posted by riyoko at 20:09| Comment(0) | 日記

2022年09月19日

何という台風

9月19日(月)
村田孝高です。

折角の連休ですが、台風が各地で猛威を振るっています。
熱海も、時折線状降水帯にかかって、寝ていられないほどの激しい雨音の襲撃を受けたりしています。
各地の被害にあわれている方々に、心からお見舞い申し上げます。

台風が接近しているとのニュースの中、16日には、六本木ヒルズ森タワー52階で、理代子さんの『ベルサイユのばら』誕生50周年の展覧会の内覧会が行われました。
私は、前日から車を運転して、理代子さんを東京まで運びました。
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駅からずっとポスターが張られ、このコロナ禍の最中にもかかわらず、華やかな雰囲気を醸し出していました。
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イベントとして、高橋愛さんとの対談やフォトセッションが、大勢のマスコミやテレビカメラの中で行われていました。

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きっと女性たちの心をとらえるのは、グランドハイアット東京とコラボした、スイーツやシャンパンなどではないかと思います。
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私の心をとらえたのは、以前、大相撲の東京場所で、国技館に出された懸賞幕の実物が展示されていたことです。
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翌日は、病院での用事を済ませ、折角東京に出てきているので、亡き播磨屋(吉右衛門さん)の追善公演をやっている歌舞伎座に足を運びました。
吉右衛門さんがご存命の頃は、私一人でも駆けつけるほど吉右衛門さんの芸が好きだったのですが、亡くなられてからは、すっかり歌舞伎座からは足が遠のいていました。
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夫人にもお会いでき、色々とお話をできたのが何より嬉しかったです。
吉右衛門さんを失った歌舞伎界の損失は、本当に大きいことを、改めて実感しました。
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喪失と言えば、今日は、英国のエリザベス女王の国葬が行われました。
ウェストミンスターでの儀式を見ながら、これからは、イギリス国教会のみを基本とする統治は難しくなるだろうと感じました。
もしかしたら参列者の中には、異教徒たちも結構参列しているかもしれないのに、こんなにイエス・キリストを前面に押し出す儀式には、違和感を持つ人も少なからずある筈ではなかろうかと感じたことでした。

旧英連邦に組み込まれてきた国々の反応も、やはり様々で、エリザベス女王個人の魅力とお人柄で保たれてきた様々なことが、これから表立って現れてくるのではないだろうかと懸念しています。

それにしても、国葬とは、こうして国民の皆がこぞってその死を惜しむ人にふさわしいものであるべきだと、改めて感じました。

熱海に帰ったら、もと宝塚男役トップの凰稀かなめさんからお祝いの花が届いていました。
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posted by riyoko at 21:56| Comment(0) | 日記