2020年03月03日

やっぱり・・・

3月3日(火)
池田理代子です。

今日はひな祭り。
この頃何ということもなく、幼い頃の自宅に両親が飾ってくれた立派な雛段のお雛様飾りを思い出します。
夜になると明かりを消して、絵ぼんぼりに灯を入れ、幻想的な光の中に雛飾りが浮かび上がっていた様は、大いに想像力をかきたててくれました。
母が心づくしの散らしずしやお吸い物を作ってくれて、雛飾りのある部屋で、妹と飽きることもなく色々な歌を歌いました。
うちのお内裏様は、かすかに頬笑みを浮かべていらっしゃって特別に美しい顔立ちで、いつまでも見飽きるということがありませんでした。
大人になって、色々と内裏雛を探し求めましたが、あのような美しいお顔にはいまだに出会えていません。

さてさて、イタリアのコロナウィルスの状況を日々刻々と息を詰めるようにして観察してきましたが、昨日とうとう、我々が行くことになっているエミリア・ロマーニャ州でも47名の感染者が確認されたということで、JTB経由で、ツアーが延期になったという報告が入りました。
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向こうについても入国させてもらえないかもしれず、下手をすると帰国しても二週間隔離の憂き目を見ることになるかも知れません。
飛行機は全て、手数料なしで払い戻ししていただけましたが、別に個人で取ったホテルは、キャンセルが利かないものもあり、なかなか被害甚大ではあります。

我々の出発の支度をしている様子から、何となく察して緊張していたぷにが、出発中止が決まったとたんに、見るからにリラックスして甘えています。
気が抜けた私たちは、「寝よう寝よう」と、ひたすらに惰眠を貪っています。
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これで、無観客試合の大相撲も何とかテレビで見ることが出来ると、少し喜んでいます。
今場所は、鶴竜が大関横綱という珍しい地位につき、また佐渡が嶽部屋のお坊ちゃま・琴の若も新入幕を果たしました。
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力士に感染者が出た場合は直ちに中止になるということで、一人も感染しないで場所を続けてくれることを祈っています。

テレビで国会中継を見ると、休業補償のことで、共産党の小池議員が、「公演中止などに追い込まれているフリーランスの人への補償はどうなるのか」と質問していました。
何度質問してもらちが明かず、しまいには「安倍総理、フリーランスという意味が分かっておられますか?」と質していました。
「演劇や音楽に携わる方々で、公演が中止になって、多くの人が困っている」と仰っていました。
そう、事業主、興行主、会社、サラリーマン、派遣の人々のことが問題にされる中、舞台が急になくなって多くのフリーランスの舞台人や音楽家が困っているという事実をようやく取り上げていただけました。
あの3.11の時も、自粛の嵐の中で、どれほど多くの音楽家たちが日々の生活にも困っていたかを思い出しました。

そんな中、以前サントリーブルーローズでご一緒させて頂いたフルーティストの山形由美さんから、素敵なプレゼントが届きました。
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「あ、私、こんな素敵なものに囲まれて優雅に暮らしていると思っていただいているのかな」とちょっと気恥ずかしいですが、有り難く使わせて頂いています。

今日はテレビのスポーツチャンネルで、「新古今HAKA集」というのをやっていました。
ラグビーワールドカップ観戦の楽しみの一つは、このHAKAがあるからと言っても過言ではありません。
それにしても新古今HAKA集とは、上手いネーミングを考え付いたものです。


posted by riyoko at 19:37| Comment(0) | 日記