2020年11月27日

相変わらず巣籠中です

11月27日(金)
池田理代子です。

この間までの温かさとは打って変わって、寒い日が続いていますね。
コロナ患者数もどんどん増えているし、どうぞ皆様、この上お風邪なども召したりなさいませんように。

全然外に出ない私のために、村田君が、外の写真を撮って来てくれました。
今の時期熱海で咲く冬の桜です。
2020.11.22長浜の桜
私自身の初めての歌集『寂しき骨』が発売になり、ご注文下さった方々へサインを入れて発送したりという作業に追われています。

お問い合わせもいただいていますので、改めてご案内いたします。
baramyu-manatsu@f0l.hi-ho.ne.jp
まで、お名前、ご住所、お電話番号、ご希望冊数をお書きの上お申し込みいただければ、サインを入れてお送りいたします。
本とご一緒に、お振込み先のご案内もお送りしています。
サインがご不要の方はその旨お書き添えください。
2020.11.26短歌集表紙
コロナのせいで、東京から熱海に移ってくる人がとても増えているそうです。
リモートワークだったら、家賃の高い東京に暮らす意味はないし、新幹線で東京まで40分の熱海で、海を眺め温泉に浸かりながら仕事して暮らす方がいいということらしいです。
物件の値段も徐々に上がってきているそうです。
熱海が、イタリアのアマルフィみたいに白く美しい街に代わってくれたら・・・と考えています。

しかし、飲食店などにばかり公の援助がありますが、舞台関係者には全くそれは有りません。
この春から全く仕事がなくなってしまった舞台関係者たち、開催しても、客席は半分くらいにしなくてはならない舞台関係者たち、飲食業の時短営業と同じような苦しみだと思うのですが、観光業や飲食業と違い、文化は、なくても構わないものという認識なんでしょうかね。
ニュースでももう少しスポットライトを当ててほしいものだと思っています。

雇止めにあって困っている人たちを支援するためのNPOを見つけたので、この間から本当に少しだけですが寄付を始めました。
日本では、コロナでの死亡者数より、自殺者数の方が増えているとのこと、外国のニュースで知り、本当に痛ましく残念に思っています。
GO TOで使うお金を、ほんの少しだけ、こういう方たちの支援に回してほしいと思っています。
このままでは日本も、お金のある人とない人との分断が進むばかりではないかとの危惧を抱いています。
posted by riyoko at 17:43| Comment(2) | 日記

2020年11月20日

あの人たちはどうなったの・・・?

11月19日(金)
池田理代子です。

このところは異常なというくらいの温かさですが、日に日に秋は深まっていきます。
仕事部屋の窓から見る紅葉の美しいこと!
2020.11.19窓からの紅葉
暖炉の前で、ぷにとほっこり過ごしています。
2020.11.18暖炉B
感染数の大増加もものかは、はとバスに乗ってGo toを満喫する豪傑な友人と、近所に散歩がてら買い物に出かける程度の友人と、まったく家から出ない私と・・・三者三様のコロナ禍の中の過ごし方です。

どこぞのホテルで、解禁になったというボージョレ・ヌーヴォーを温泉に注ぎ入れてはしゃいでいる光景がテレビに映っていました。
仕事も雇止めに会い、住んでいる部屋もネットカフェも追い出され、食べていくための所持金もあと数百円という人たちが大勢いるときに、私には大変ショックな光景でした。
まるで、この国は滅びゆく前のローマ帝国みたい・・・。

「自助・共助・公助」と掛け声だけかけられても、この状態で、どうやって自助が成り立つのでしょうか。
「公助」が政治家の仕事です。
その政治家から「自助」などと言う言葉を言われたくない。
みんな一生懸命頑張っています。
それでも救いの網の目からこぼれて行ってしまう人たちを、今は何とか「共助」で支えている現状ではないでしょうか。

国の政策によって技能実習生として来日した人々が、やはりコロナのせいで雇止めに会ってしまい、食べていくために仕方なく、農家の収穫の手伝いをしてしのいでいたら、「不法就労」と言うことで逮捕されてしまいました。
国の政策によって呼び入れた人たちには、国が最後まで責任をもっのが当たり前ではないでしょうか。
そういう人たちの救済には目をつぶって、国は新たにまた東南アジアなどから技能実習生を入れようとしています。
彼らは皆、ブローカーに200万円という金額を借金して支払って日本に来るのだそうです。
こんなシステム、どう考えてもおかしい!

色々と考えていると、国が切り捨てようとしている人たちの姿、国が手を結んで儲けさせようとしている人たちの姿が浮かび上がってきます。



posted by riyoko at 02:44| Comment(3) | 日記

2020年11月14日

表現の自由について

11月14日(土)
村田孝高です。

今日は、亡き父親の四十九日の法要があり、また広島に来ています。
理代子さんも一緒に来る予定でしたが、このところ、耳鳴りがしてあまり体調がよくないので、私一人で来ました。
2020.11.14四十九日

2020.11.14兄ちゃんとお墓の前で

親父らしく、墓石が重すぎて、兄と二人がかりでも動かすことが出来ず、納骨はまたいずれ日を改めてということになりました。
あれだけ色々と役所や銀行を駆け回って、相続の手続きなどやったつもりなのに、まだまだやることがあって、人間一人が人生を終えるというのは本当に大変なことだと実感します。
それだけ、人間一人が生きているというのは多くのものを抱え込むということです。

写真も撮っている暇がないので、この間スーパーで見つけた『長野パープル』という、新品種のブドウの写真などお届けします。
2020.1028.長野のブドウ
シャインマスカットのように皮ごと食べられる品種で、漸く、農業試験所から一般栽培の許可が下りたものです。
長野パープルが固有名詞なので、静岡で栽培されれば、「静岡長野パープル」です。
まあまあの味です。

この間、去年の『一冊の本』という小冊子に、あの爆笑問題の太田光さんの文章を見つけました。
その中の一部をご紹介させて頂きます。
フランスで起きた風刺新聞にまつわるテロ事件のことです。
『誰かにとってはただの風刺でも、それを描かれたら死んでしまうという人々もいるのだ。・・・誰にでも、どうしても守りたいものがある。汚してほしくないものがある。・・・ムスリムの人々にとってそれは、言葉で説明することも絵にすることも、偶像化することも許されない自らの命より大切な守るべきものだ。・・・
他人をも含めた命を懸けて「表現の自由」を守ろうとする人が、命がけで自分の神を守ろうとする人をなぜ茶化せるのか?』

これは、まさしく私と理代子さんがいつも話し合っていることだったので、ひどく共感しました。
例えば熱心なクリスチャンが、キリストを茶化されたら、そしてそれが「表現の自由」だと言われたら、その信仰によって生きている人々はどんな思いがするだろう。
「風刺が文化だ」という前に、人間には、決して踏み込んで茶化してはいけない聖域というものがあるはずだと、我々はいつも考えています。

昨日までとは打って変わって、今日は穏やかな日差しですね。
しかしコロナ感染は増え続けています。
周囲にも、少しずつコロナ鬱とでも言うべき状態に陥っている人たちもいます。
何とか励ましあって乗り越えたいです。


posted by riyoko at 14:45| Comment(0) | 日記

2020年11月02日

静かに時の過ぎ行くのを見るのは

11月2日(月)
池田理代子です。

早くも11月です。
窓の外は雨で、にも拘らず、小鳥たちが姦しく囀っています。
こういったお天気のこういった季節には、「静かに時の過ぎ行くのを見るのは、静かな流れを見るように静かである」という言葉を噛み締めるのですが、大阪と言いアメリカと言い、何という喧噪!

書斎の窓の外の緑が少しずつ色づいていくのを眺めながら、訪れては過ぎ去っていった時間を反芻するこの頃です。
ぷには、寒くなったので私のお布団にくるまっています。
2020.10.30お布団のぷに

いよいよ私の初めての歌集が、今月発売になります。

既に沢山の皆様から個人的にお申し込みを頂いていて、有り難いです。
こちらにお申し込みの皆様には、とくに「不要」とのご指定のない限り、一応著者のサインを入れてお送りさせて頂きます。
早々と、中江有里さんが心にしみる書評を書いてくださいました。
2020.11.26短歌集表紙
巻末の謝辞にも書かせて頂きましたが、これまでご指導いただいた永田和宏先生や佐佐木幸綱先生の他に、ご担当の編集者、仲介を下さった編集者、発売を後押ししてくださった出版社の方々、装丁にご協力くださった方々、印刷に関わってくださった方々・・・本当に多くの人たちのお力添えがあって、一冊の本が書店の店頭に並びます。
この一冊は、まさに「唯一無二の一冊」です。
今後、他の方たちの書籍を店頭で手にするときも、そんな思いを強く持つことだろうと思います。

同じマンションにお住いの方から、農園で取れたばかりの蜜柑とさつま芋を頂戴しました。
「農薬も肥料も何も手を加えず、お日様の力だけでできたもの」と仰っていました。
2020.10.29野田さんちのさつまいもとお蜜柑
早速にふかし芋、焼き芋などにして頂き、毎日一つから二つはお蜜柑もいただいています。
たいそう美味です。

アメリカやヨーロッパのコロナは大変なことになっていますね。
一日の感染者が(日本の人口の半分くらいのイギリスでも)、日本の50倍です。
みんなでマスクをするだけでも違うのに、ちょっとロックダウンが解除になると、あれほど密集して接触しないではいられない西洋人のメンタリティが、見ていて不思議です。
この間東大が実際に検証したところ、マスクはワクチンに匹敵する効果があるとのことでした。
当分マスクは手放せないですね。

しかし、ロックダウンに抵抗してデモをやっているヨーロッパ人から誰一人として、「医療従事者の負担を慮って協力してあげよう」という声が上がってこないで、自分たちの「自由」ばかりを主張するのが不思議でなりません。
医療崩壊が起きて一番困るのは、自分たちのはずなのに。
これは、フランス革命で勝ち取った市民たちの「自由」とは全く意味合いも次元も異なる話です。
もっと歴史を勉強してほしいと思います。

そうそう、先日の井上尚弥の試合、凄かったですね!!
彼はすごく目がいいと思います。



posted by riyoko at 14:02| Comment(6) | 日記