2021年02月14日

バレンタインデー

2月14日(日)
池田理代子です。
昨夜の地震、熱海でも結構長い揺れが続き、ぷにと二人、家の中をうろうろ走り回りました。

今日は、世間ではバレンタインデーとかいうものらしいですね。
毎年、洋菓子研究家の石井麻理さんから、とても素敵なオリジナル手作りチョコを頂くので、それで「あ!」と気づかされます。写真を撮っておこうと思ったのに、もうすっかり食べてしまいました。
私自身は、皆様から頂く一方で、誰にも差し上げたことがありません。

村田君からは、パック剤を貰いました。
え、これって、私の顔にそろそろ皴が目立ってきたってこと・・・?
まあ、歳を考えたら当然かもね。

JOC問題、もう少し収束までかかりそうですね。
森さんも、川渕さんも、個人的にお会いしてお話しすれば、とてもいい方たちです。
森さんは、私の顔を見ると「ベルばらのお嬢ちゃん」と、気さくに声をかけて下さいます。(この呼び方も、女性蔑視?)
川渕さんは、私が47歳で音楽大学に入学した時、「本当に感動した」と言って、直筆の長い長いお手紙を下さいました。
私の宝物であり、尊敬する人の一人であります。

何かしらボタンの掛け違い、手続き上の旧い日本的齟齬があったのか、オリンピックという世界的なイベントにおいては、この日本式やり方は通用しないでしょうね。

私の初めての歌集『寂しき骨』、アマゾンの歌集部門で一位になり、今は入荷待ち状態だそうです。
毎日新聞や読売新聞の文芸欄などで取り上げてくださいました。
2021.2.5西日本ン分俵万智さん.jpg
昔、ベルばらを描いた頃(50年前)には、漫画はさげすまれ、害悪だとバッシングを受け、文化とさえ認められていませんでした。
だから、今回のように文芸欄で取り上げて下さるのは、本当に嬉しいし、隔世の感があります。
本日は、朝日新聞でも取り上げて下さっています。
2021.2.14朝日新聞.jpg
村田孝高は、連日広島でオペラ『蝶々夫人』の稽古に通っていますが、この演目に出演するたびに、日本文化の蔑まれ方、蝶々夫人のひどい扱われ方に怒りがこみあげてくるそうです。
「大体、日本の畳の家に土足で上がりやがって、ペラペラだのなんだのと文句ばっかりつけやがって、挙句に最後に、子供を取り上げるのに、自分で来ずに本妻のケイトをよこすか!?」などと、結構本気で怒りまくっています。

村田が演じる長崎総領事シャープレスは、唯一日本人の文化を理解し、愚かなピンカートンを諫め、蝶々さんに味方する「いいアメリカ人」なので、どうすればその良さが出るか、一生懸命考えているみたいです。
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ピンカートンを見ていると、私は、今のトランプ支持者のアメリカ人が思い起こされます。
あの頃からこの人たち何も変わっていないな・・・と。

実は何年か前、イタリアから、「蝶々夫人を、長崎を舞台にして映画を撮りたい」とのオファーがありました。
ついては、世界的に有名な日本人女性であるオノ・ヨーコ氏に監督を頼みたいので、橋渡しをしてくれないかとのことでした。

しかしヨーコさんは、「『蝶々夫人』の扱われ方、女性としての生き方に共感ができない」という理由で、この話はお断りになりました。
天晴れオノ・ヨーコさんらしい!と、私もいたく納得したものです。



posted by riyoko at 15:54| Comment(1) | 日記