5月9日(日)
池田理代子です。
良く晴れ渡ったいいお天気ですが、風が強く、何となく黄砂が舞っているような鬱陶しさです。
今日から大相撲夏場所初日。
照ノ富士が大関に返り咲いた雄姿が見られます。
大怪我をして序二段にまで落ち、長い歳月をかけて大関まで戻ってきました。
その忍耐力と気力、そして資質には、私のような年齢になったものでも、励まされるところが多かったです。
この上は、さらに上の横綱まで目指してほしいものだと思っています。
自分の人生を振り返って、勇気がなかったばかりに大きなチャンスを逃してしまったこととか、もう少し自分に自信を持ってもよかったんじゃないかとか、そんな話を、今朝の朝食の時に村田といろいろ話し合いました。
でももう悔やんで見ても始まりません。
若い村田には、私の後悔を反面教師として何にでもチャレンジしてほしいものだと思っています。
ATPの準決勝にラグビートップリーグの準々決勝と、見たい試合がひしめいています。
こんなにも後手後手の政府のせいで、いつまでたっても国民生活は光明が見えてきません。
去年一年テレビに出て「PCR検査はやるべきではない」と力説していた美人の女性学者は、さっさと外国に逃げてしまいました。
去年から、まめに税金でPCR検査を全国的にやっていれば、どれだけ感染の蔓延を防げたかと思うと、残念でなりません。
今からでも、政府の負担で、希望者には気軽にPCR検査が受けられるようにするべではないでしょうか。
何と言っても一回の検査が30,000円もするのでは、そうおいそれと国民も移動の前に検査を受けるわけには行きません。
村田も、帰郷や舞台の後などに、もう何回検査を受けて来たか知れません。
舞台と言えば、緊急事態宣言が伸びたせいで、5月22日に予定されていた豊島区での『ソメイヨシノ』の舞台が延期となってしまいました。
残念ですが、またの機会を楽しみにすることにします。
さて、6月26日には、日生劇場で、藤原歌劇団のオペラ『蝶々夫人』があり、後援会の皆様にご案内を始めています。
日生劇場は初めての出演なので、とても楽しみです。
去年後半から今年は、『後援会だより』に載せるべき舞台の数も少なかったので、今年度は、皆様から後援会費は頂かないようにしようと決めました。
でも、引き続き村田孝高へのご後援は、どうぞよろしくお願いします。
フィンランドでの舞台のご報告ができるのを楽しみにしております。
あ、私の方は今度NHKの『日曜美術館』に出演いたします。