2021年07月01日

いよいよ七月です

7月1日(木)
池田理代子です。

先日、私の尊敬するヴァイオリニストの前橋汀子さんとの対談がありました。
こんな時期ですので、リモートでの対談になってしまいましたが、パソコンのズームなどとは違い、照明や色々な機材が、丸々テレビ局からうちに移動してきたような大掛かりなものとなりました。
2021.6.23終了しました
私には初めてのリモート対談でしたが、普通にお話しするのと変わらない性能に驚きました。

2021.6.23スタッフさん

いよいよ七月に入り、各国から、オリンピックに出る選手団が続々来日していま
す。
もう日程も日程なので、二週間待機とか、始めに言っていたような感染対策は止めにする模様です。
感染者がこれだけ増えつつあり、専門家たちが心配の声を上げる中、政府はなし崩しに色々と強行していく模様です。

まるで、渋谷や新宿で路上飲みをして騒いでいる若者たち以下の愚かさだな・・・と、改めて思います。
しかし、どなたかがネットで仰っていたように、「物忘れは日本人の特技」だということですので、オリンピックが終わって選挙が始まったら、やっぱり自民党に投票する人が多いのでしょう。

ミャンマーにしろアメリカにしろ、色々な国で、これからを背負っていく若者たちが声を上げ、「選挙に行こう」と運動をしているのに比べ、日本では、選挙に行くのは年寄りばかり。
勢い、保守的な年寄り向けの政策が幅を利かせるのも、やむを得ないことです。
女性の社会的地位にしろ選択的夫婦別姓の問題にしろLGBTの問題にしろ、アフリカの後進国並みの意識の低さです。
いや、こんなことを言ってはアフリカの方々に失礼なくらいでしょう。
「日本とは、こういう国なのだ」と、私達は諦めるしかないのでしょうか。

先日の日生劇場での『蝶々夫人』、無事に終えることが出来ました。
いや、本当は感染者が出たり降板になったキャストが出たり、決して無事とは言えなかったのですが、ま、表面上は無事と言うことで・・・。
臭いものに蓋も、日本文化の特徴ですからね。

度肝を抜くような村田の扮装、生涯でもう二度と見られない、記念の一枚、いや二枚です。
2021.6.26ボンゾ衣装で

2021.6.25ボンゾですよ

実は私はこの度、26年ぶりに、本名の『池田理代子』に、戸籍上の名前を戻しました。
その為に、住民票や戸籍謄本を始め、パスポートやマイナンバーカード、預金通帳、クレジットカードなど、もろもろの改正手続きに追われています。

先日は小田原まで、銀行の手続きに行ってきました。
小田原駅前が、素晴らしい町並みになっていることに驚かされました。
2021.6.30小田原の新しい町並み
こういう、コンセプトのしっかりした街づくりを、ぜひ熱海もやってもらいたいものだと思いました。
2021.6.30小田原のラスか
一度散って再び花芽が伸びて咲き始めた胡蝶蘭、環境のいい場所に移したのが良かったのか、ますます見事に花開いています。
2021.6..30二度目の胡蝶蘭
来年もまた花を咲かせてあげたいです。

posted by riyoko at 18:08| Comment(10) | 日記