2022年07月24日

事件です

7月24日(日)
村田孝高です。

東京のコロナの新規感染者、えらく増えています。
そんな中、東京まで8/28のオペラ『仮面舞踏会』の稽古に通っています。
我々は稽古の時は、マスクをして歌うので、それはそれは消耗しますが、スタッフから感染者を出すわけにはいかないので、ずっと耐えています。

そんな中、大相撲名古屋場所はひどいことになっていますね。
部屋から一人でも感染者が出ると、丸まる部屋ごと休場になってしまうので、楽しみにしていた琴ノ若関の活躍も見られなくなってしまいました。
親方もさぞかしがっかりしておられるでしょう。

私は大概明け方に一回目を覚ますのですが、先日は、起きたらぷにタワーで事件が!!
タワーの部屋に入っていた、ウサギやポインこのぬいぐるみが、見事にこのように落ちていました。
2022.7事件です.jpg
もともと、おもちゃとして置いてやっているぬいぐるみを、やつは、侵入者だと思っているらしく、時々落としてはいたのですが、こんな風に等間隔に並べて落とすとは、一瞬ぎょっとしてしまいます。

理代子さんは、連日のように『ベルばら50周年』に関しての電話インタビューやリモートインタビュー、対談などで、そもそもお化粧するのが大嫌いな人なので、少々お疲れのようです。

そんな時、お客が大好きなぷにが、好奇心に駆られて出てきてカメラマンさんやインタビュアーさんにすり寄り、喜ばれています。
「ご接待ねこ」と呼んでいますが、それが終わった後は、「ご接待疲れ」で、理代子さんのベッドでぐったりしています。
2022.7.21ご接待疲れ.jpg


何回も何回も同じような質問に答えるのは、忍耐のいることでしょうが、半世紀たってもまだこのようにマスコミに取り上げられるのは、やっぱりすごいことだと思います
何と言っても、連載が始まった1972年には、まだ私は生まれていませんでしたし。
うちでは、ぷにが一番偉くて、私などこのように土下座させられて叩かれています。
2017.11.23土下座して謝んなさいよ ははーっ.JPG
「謝んなさいよ」「ははーっ」

ベルばらの華やかさばかりが世間のイメージですが、この50年の間、理代子さんがどんなに苦しんだり辛い思いをしてきたりしたか、彼女の高校時代の親友だけはずっと見守っていて理解してくれているようで、それが、何よりの慰めだそうです。
そうそう、ベルばらの連載時代何万通ともらったファンレターの中に、一通、こういうのがあったそうです。
「あなたという女がこの世にいるだけで目障りだ。あなたがこの先落ちぶれていくのを、私は見届けてやりたい」

理代子さんは今年後期高齢者になりますが、これ書いてよこした人は、今どうしているのでしょうね。
老いることは、決して落ちぶれることではありませんし、少なくとも私がいる限り、彼女のことは守っていくつもりです。

この間、思いがけず久しぶりに、テニスの佐藤直子さんから電話があり、今テニスに凝っている私は、ちょっと舞い上がってしまいました。



posted by riyoko at 03:10| Comment(0) | 日記

2022年07月14日

さすがに疲れてばてています

7月14日(木)
池田理代子です。
今日は、フランス革命の日ですね。この世界情勢では、パリ祭も開催は難しいでしょうね。

さて、兵庫県芦屋市での、古城都さんとのジョイントコンサート、無事に終えて帰ってまいりました。
はるばる東京から、友人知人たちが駆けつけてくれて、しかも一番前のほうに座っていてくれたので、よく顔が見えて、私はどんなに緊張がほぐれて歌えたことか!
特に一番最初の曲『フィガロの結婚』から、伯爵夫人のアリアは、落ち着いて歌うことができました。
2022.7.伯爵夫人.JPG
その後、ドレスを着替えて、村田孝高と二人での『椿姫』から、二重唱乾杯の歌です。
2022芦屋ルナホール.JPG
村田孝高は、大曲の後で引き続きオペラ『カルメン』から、闘牛士の歌という大曲続きで、汗だくでした。
2022.7闘牛士の歌.JPG


2022.7闘牛士.JPG
第二部では、古城都さんとのデュエットで『愛あればこそ』も歌わせていただきましたが、舞台上の古城さんの素敵さには、歌いながら心が震えるようでした。
あの時代の宝塚のトップ男役の方のもつオーラや存在感には、言葉に尽くせぬものがありますね。
2022.7愛あればこそ.JPG
フィナーレでは、古城さんのお歌いになる『マイウェイ』に合わせて、私と村田が二人で階段を降りるという演出をしてくださり、本当に感激でした。
往年のトップ男役のスターさんに出迎えられて階段を降りるなんて、贅沢すぎる演出です。
2022.7.10芦屋.JPG
東京では再びコロナ感染者が大変な勢いで増えつつありますし、また集中豪雨の被害のニュースも入ってきますが、どうか皆様がご無事で日々をお過ごしになるようにお祈りしております。

posted by riyoko at 19:56| Comment(0) | 日記

2022年07月08日

7月になりました

7月8日(金)
池田理代子です。

村田は8月28日の稽古で忙しくしています。
私は、ベルサイユのばら50周年ということで、連日のように、リモートや電話でのインタビューに追われています。

昨日は七夕ということもすっかり忘れていました。
毎年、木宮駅に巣を作り子育てをしている燕たちがどうなっているか、気になって見に行ったのですが、それぞれの巣には親燕と数羽の雛がにぎやかにしていたのですが、今現在、残っているのは、それぞれの巣に残されたまだ発育しきっていない雛が一羽ずついるだけでした。
親やきょうだいは、すでに南へ渡って行ってしまったのでしょうか。
2022.7.7子燕.jpg
よく見ると、身体も小さく、まだ翅の艶も十分ではありません。
2022.7.7ここにも.jpg
こんなところに残っていて、ちゃんと食べられているのだろうか、これから無事に南へ旅立っていけるのだろうか、と、気がかりでなりません。
2022.7.7カメラの燕.jpg
暫く様子を見に、時々木宮駅に行こうと思っています。
2022.7.7ちょっとお眠.jpg
今朝は、起きたら衝撃的なニュースが入ってきました。
銃撃された安部氏が、先ほど亡くなられたようですね。

町の人たちの「こんなことがこの日本で起きるなんて」の声に、私は違和感を感じました。
私の記憶では、私の中学生の時に、当時の社会党委員長浅沼稲次郎氏が演説中に刺殺されたのをはじめ、これまでも、長崎市長や金丸幹事長etc.と、結構日本は政治家へのテロが多く続く国だな・・・という記憶しかなかったのです。
日本人はみな、物忘れがいいのでしょうか。
それとも平和ボケなのでしょうか。

また、秋葉原での無差別テロをはじめ、障碍者施設での19人もの殺害事件、京都アニメーションや診療所での無差別大量死傷事件など、どちらかと言えば、平和な国というより、「テロ先進国」というのが、私個人の認識なのですが、結構一般の人たちは、日本はテロのない平和な国という認識のほうが多いみたいですね。

こういった事件を忘れることなく、事実をしっかりと認識していくべきだと思うのですが・・・。



posted by riyoko at 20:16| Comment(1) | 日記