2022年09月19日

何という台風

9月19日(月)
村田孝高です。

折角の連休ですが、台風が各地で猛威を振るっています。
熱海も、時折線状降水帯にかかって、寝ていられないほどの激しい雨音の襲撃を受けたりしています。
各地の被害にあわれている方々に、心からお見舞い申し上げます。

台風が接近しているとのニュースの中、16日には、六本木ヒルズ森タワー52階で、理代子さんの『ベルサイユのばら』誕生50周年の展覧会の内覧会が行われました。
私は、前日から車を運転して、理代子さんを東京まで運びました。
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駅からずっとポスターが張られ、このコロナ禍の最中にもかかわらず、華やかな雰囲気を醸し出していました。
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イベントとして、高橋愛さんとの対談やフォトセッションが、大勢のマスコミやテレビカメラの中で行われていました。

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きっと女性たちの心をとらえるのは、グランドハイアット東京とコラボした、スイーツやシャンパンなどではないかと思います。
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私の心をとらえたのは、以前、大相撲の東京場所で、国技館に出された懸賞幕の実物が展示されていたことです。
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翌日は、病院での用事を済ませ、折角東京に出てきているので、亡き播磨屋(吉右衛門さん)の追善公演をやっている歌舞伎座に足を運びました。
吉右衛門さんがご存命の頃は、私一人でも駆けつけるほど吉右衛門さんの芸が好きだったのですが、亡くなられてからは、すっかり歌舞伎座からは足が遠のいていました。
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夫人にもお会いでき、色々とお話をできたのが何より嬉しかったです。
吉右衛門さんを失った歌舞伎界の損失は、本当に大きいことを、改めて実感しました。
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喪失と言えば、今日は、英国のエリザベス女王の国葬が行われました。
ウェストミンスターでの儀式を見ながら、これからは、イギリス国教会のみを基本とする統治は難しくなるだろうと感じました。
もしかしたら参列者の中には、異教徒たちも結構参列しているかもしれないのに、こんなにイエス・キリストを前面に押し出す儀式には、違和感を持つ人も少なからずある筈ではなかろうかと感じたことでした。

旧英連邦に組み込まれてきた国々の反応も、やはり様々で、エリザベス女王個人の魅力とお人柄で保たれてきた様々なことが、これから表立って現れてくるのではないだろうかと懸念しています。

それにしても、国葬とは、こうして国民の皆がこぞってその死を惜しむ人にふさわしいものであるべきだと、改めて感じました。

熱海に帰ったら、もと宝塚男役トップの凰稀かなめさんからお祝いの花が届いていました。
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posted by riyoko at 21:56| Comment(0) | 日記

2022年09月15日

一か月が過ぎました

9月14日(水)
池田理代子です。
一か月ご無沙汰しました。

熱海はもう、風に秋の気配が濃厚で、そぞろ寂しさが感じられる時期となりました。
相変わらずうちのベランダには、イソヒヨドリが毎日やってきて、止まっていきますが、雛でもかえったのか、数が少し増えたような気がします。2022.8.30ベランダのいそひょくん.jpg

先日の8月28日の、新宿区民センター大ホールでのオペラ『仮面舞踏会』には、村田の関係者だけで、100人近いお客様が来てくださり、素晴らしい舞台となりました。
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身内の私が言うのもおこがましいかも知れませんが、何か「すごいもの」を見せてもらったと、呆然とするような素晴らしい村田のレナートでした。
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初めて、「もうこの人に、私の応援は必要ないかもしれない」といった、ちょっとした寂しささえ感じました。
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でも、ここまで来られたのも、私も含め、皆さんの応援があったればこそ、と思い直して、これからの舞台を見つめていこうと、決意を新たにしたことでした。
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私は、今週は六本木の森ビルでの50周年展覧会に向けて、あれこれと追われています。
折角の展覧会なのに、コロナのせいで、事前予約が必要ということになってしまって、皆さんにふらりと立ち寄っていただくということにならなくて、それが残念です。
プレミアの日には、色々と取材なども入るのですが、その他にも、マスクに眼鏡で、村田と二人でこっそり覗きに行こうと目論んでいます。

集英社の担当さんが全精力を傾けて編集してくださった、50周年の記念ブックも必見です。
50問50答もなかなかですが、何と言っても、萩尾望都さんが特別に書き下ろしてくださった「ジェローデルとポーの村」が、最高です。

また、新たに作られた劇場版アニメの公開もあり、ベルばら50周年はまだまだ続きます。
あ、21日のNHKの『歴史探偵』も、是非ご覧くださいね。


posted by riyoko at 03:14| Comment(0) | 日記