2022年10月07日

何という異常気象!

10月7日(金)
池田理代子です。

今日は何と、日中11℃、12月の気温だそうです。
ぷにちゃんが私にすり寄ってきて離れませんし、少し暖房を入れています。

先日、九月場所の千秋楽には、何年かぶりで、佐渡が嶽部屋の千秋楽パーティが開かれ、懐かしさいっぱいで村田と二人参加いたしました。
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親方もお変わりなく、立派な体格と美男ぶり、そしてずっと応援している力士さんたちと親しくお話しできて、幸せな時間を過ごしました。
2022.9.25恵光と親方.jpg
「お坊ちゃま」こと琴ノ若関も、いよいよ三役入りが近いかという活躍を見せてくれています。
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こちらは「おにいちゃん」こと、琴太豪さん。
いや、実は少女のころ、長女だった私は「おにいちゃん」が欲しくて欲しくて、その頃に思い描いていたお兄ちゃん像にそっくりなお相撲さんで、ずっと早く関取になられる日が来るのを応援していたのですが、そのことをお伝えしたのですが。
こんなおばさんに言われてもねえ・・・笑ってくださいました。
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引退され、断髪式を待つばかりの元大関琴奨菊、秀の山親方ともお話しできました。
琴奨菊関.jpg
村田の父の三回忌も、広島で無事に済ませました。
広島の実家滞在中に、飼い犬のベルギーシェパード「くう」ちゃんが、脾臓の腫瘍を取る手術があり、私も動物病院までお供しました。
が、私など何の役にも立たず、ただ茫然と見ていただけでした。
大きな犬は、車や手術台に載せるだけでも二人がかりの大仕事です。
でも、日頃家の中にいて、お母さんの杏子さんに甘えっぱなしのくうちゃんは、手術後入院ができなくて、鳴いてばかりいるので「家に連れて帰ってくれ」と病院から言われたとかで、うちの甘えん坊のぷにと変わらないな、と、思わず微笑ましくなりました。

村田は、今月の21日、横浜グランドインターコンチネンタルホテルでの記念のディナーショウに出演いたします。
ロックフェラー財団がやっているイベントに、ピアニストの岡崎ゆみさんからお呼びがかかり、歌わせていただくことになりました。

また、今年12月18日に、和光オペラで秩父事件を扱った日本語のオペラに、山形有朋役で出演するので、今日から稽古に和光まで通っています。
下手をすると、車で往復七時間の道のりです。

翌日の19日には、『バチカンから日本へ』の大イベントの総合プロデューサー・榛葉昌寛さんの掛川でのディナーショウにも、出演させていただきます。
こちらは『カルメン』をやられるとかで、村田は定番のエスカミーリョで出演させていただきます。

『ベルばら50周年』の展覧会で、関連する取材などが続き、暫く短歌を詠むような静かな精神状態ではありませんでした。
でも先日、『河野裕子短歌賞』で、私も入選に選ばせていただいた歌人の方から、歌集をお送りいただき、久方ぶりに短歌と向き合っています。

今NHKの大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出てくる、三代将軍・源実朝の『金槐和歌集』がとても好きなので、また読み返したりしています。
あの時代は、技巧を凝らした雅な歌が中心だった中、実朝の歌を見た藤原定家は、「何の技巧もない、見たままを歌った万葉集のようだ」と評したそうですが、私は実朝の歌のそういうところがとても好きです。
大海に轟き砕け散る波、はるかに沖に見える小島、風にはらはらと葉から落ちる露・・・大らかで心に響く金槐和歌集です。

posted by riyoko at 20:09| Comment(0) | 日記