2022年11月18日

時間のたつのが本当に早くなりました

11月18日(金)
池田理代子です。

私の時間の感じ方は、お相撲の場所で決まりますが、ついこの間東京場所が終わったと思ったら、もう一年の納めの九州場所です。
2017.7.23千秋楽.JPG

仕事部屋の窓の外の紅葉も深まってきました。

2017.11.30仕事場からの紅葉.JPG
これが終わるとクリスマスとお正月なんですね。
年の暮れには、私は立派な『後期高齢者』になります。
その12月18日に、村田孝高が、埼玉県民オペラの『秩父晩鐘』に、山県有朋役で出演させていただくことになっており、はるばる和光市まで稽古に通っています。
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池辺晋一郎氏が作曲された、秩父事件を扱った記念すべきオペラの再演です。
お近くの方はぜひ足をお運びください。
後ほど、関東の方々にはご案内を差し上げる予定です。

さてその前の12月2日には、私も久々の歌の舞台が控えているので、怠けていた声帯を鍛えなおしています。
歌手の皆さんも、このコロナの間舞台がなくなったり減ってしまったりしてしまったせいで「怠け声帯」を元に戻すのに頑張っていらっしゃるみたいです。
12月3日から、何と赤坂の迎賓館で、『世界女性会議』が開かれるのですが、その前夜祭にあたる二日に、岸田総理主催の食事会があり、そこで歌うようご指名を受けました。
ピアノ伴奏は、岡崎ゆみさん。

ところが、迎賓館には驚いたことに弾けるピアノがなくて、結局、東日本大震災を生き延びた『奇跡のピアノ』を運び入れることとなりました。
これも、世界を代表して集まられる女性たちにとって、大変有意義なイベントの一つになるのではないでしょうか。

村田の助けを借りて、ヴェルディのオペラ椿姫から『乾杯の歌』を歌わせていただきます。
椿姫と言っても外国の代表の方々には通じません。
正確には、「La Traviata」から"Brindisi"を歌わせていただくということになります。

この曲の前奏は、始まってしばらくしていったん止まるのですが、司会の方がそれをご存じないと、その前奏の止まった時にトークを始められたりして、「え!?」と、歌い手は慌てることになります。
過去には実際そういうことがありました。
今度はどうか無事に済みますように。

このところずっと、面倒がって温泉大浴場に行っていなかったのですが、先日からまた復活しています。
ここの温泉は、打ち身や傷などに本当によく効くのです。
熱海お風呂.jpg
先日エスカレーターで転倒してから、ずっと痛かった全身が、少しずつ楽になってきました。
しかも、お風呂から上がって寝るまで、ずっと体がポカポカ温まったままで気持ちがいいです。
あの徳川家康が、ことのほか愛でて、わざわざ江戸城にまで運ばせたというお湯と同じ泉質のお湯です。



posted by riyoko at 19:24| Comment(0) | 日記