2024年02月19日

お陰様で忙しくしています

2月19日(月)
村田孝高です。
お久しぶりです。

お陰様で色々な舞台にお声をかけていただいて、東京と熱海を行ったり来たり、今はオペラ『カルメン』の稽古で、熱海と広島を行ったり来たりの日々で、ぷにが、明らかにすねているのが分かります。

ところでこれ、理代子さんにご案内いただいたのですが、集英社マンガアートヘリテージ トーキョウラウンジ(虎ノ門の麻布台ヒルズガーデンプラザA B1)で、2月17日から「ベルサイユのばら」「オルフェウスの窓」の展示をやっています。
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入場は無料だそうです。

この間は、ようやくの思いで音楽劇『TAMASHIZUME』終えることができました。
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いやー、色々あって、色々な人が途中降板し、結構大変な舞台でした。
私も、途中で頭に来て降板しようかと思ったこともありました。
でも、後鳥羽上皇の生霊と言う役ですから、他の人に代わることはとてもできないだろうと思い、思いとどまりました。
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ね、この顔をご覧になれば、他の人では難しいとお判りでしょう。
冠をかぶるために、それほど長くはない髪を縛り上げて、この通り髷を作りました。
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決して安くはないチケット代の舞台に、いつもの皆さんがおいで下さり、本当に有難うございました。

この舞台が終わってすぐ広島の『カルメン』の稽古に飛び、翌日に東京に戻って、岡崎ゆみさんと、さる方の邸宅でのプライベートコンサートに伺い、その翌日に再び広島に入りました。
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『カルメン』が終わって戻ってきたら、3月9日には、紀尾井ホールでの岡崎ゆみさんのリサイタル「イタリア」に出演させていただきます。
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何と何と、ここからが凄いのですが、9日の紀尾井ホールを終えたその夜に、私は
羽田へ急ぎ、イタリアへ飛ばねばなりません。
そうです、榛葉さんが主催の、ロッシーニ歌劇場とバチカンでの『第九』のソロイストとして、皆さんに合流しなくてはならないのです。
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今年は、アルトソロに元宝塚宙組のトップ男役・大和悠河さんが帯同します。

こんなに詰まっていて、理代子さんは体のことをとても心配してくれます。
でも50代はバリトンの華、この十年を大切に大切に歌っていきたいと思っています。

今年は六月に、憧れのニューヨークのカーネギーホールで、岡崎ゆみさんとのデュオリサイタルも控えています。
アメリカの人たちやアメリカ在住の日本人の方たちに、この歌声をお届けできることを、今から楽しみにしています。
これからもどうぞ、変わらぬ応援を下さいますようお願いいたします。
posted by riyoko at 18:57| Comment(0) | 日記

2024年02月06日

一部自民党議員のお金への執着には腹が立ちますね

2月6日(火)
池田理代子です。

大相撲も全豪オープンも終わってしまったので、昼間は仕事の合間に国会中継を、夜はボクシングの試合を見ています。
確かむかし、企業・団体献金をなくす代わりに政党助成金と言うのを作ったはずなのに、今ではどちらも自民党は受け取っています。

この度の裏金議員の聞き取りを自民党がやっているって、ひどい言い方かもしれませんが、泥棒に自分を縛る縄をなわせるようなもので、こういうことは第三者がやるべきことではないのでしょうか。
「裏金作った?」と仲間にきかれて「はい、作りました」と答える馬鹿があるでしょうか。

さるお偉い重鎮には、五年間で50億円もの政党助成金が渡っているとか。
選挙に必要なのだとしたら、日本国の選挙民と言うのは、ずいぶんとお金のかかる国民なのですね。
こういうお金は是非災害復興に使ってもらいたいものです。
裏金議員が、ため込んだ裏金を全部災害復興に差し出したら、ずいぶんまとまった金額になるのではないかと思います。

医師会をはじめ色々な医療関係からの献金で、医療報酬が上がり、国民の健康保険料の負担も上がりますが、文化への国の助成が少ないのは、大口の献金が足りないせいなのでしょうか。

宝塚でも漫画界でも、自殺がニュースをにぎわせています。
しかし、この間三谷幸喜さんも仰っていましたが、ご自分でも、死んでしまいたいほどの仕打ちを受けたことがあるけれど、踏ん張ってきたとのこと。
私もそうですが、誰しも、自殺を考えるほどの辛い理不尽な仕打ちを受けたことがあると思いますが、すぐに死を選ぶのではなく、もうひと踏ん張り踏ん張ってほしかったです。

たとえ周りに味方が誰もいないように思われ、絶望するしかないようなときでも、私などは騒動の最中、名も知らない、たまたまお手洗いですれ違っただけのちょっと年上のご婦人から、「世間はあなたをたたくけど、私は、あなたのような生き方を羨ましい、素敵だと思いますよ」と言っていただいた一言で、「そうだ、踏ん張って生きてみよう」と思い、踏みとどまることができました。

私がキリスト教の洗礼を受ける決心がついたのも、聖歌の中に「世の友我らを捨て去るときも 祈りに応えて慰めたまわん」という一節があるのに、子供の時からひどく惹かれていて(子供の頃から母に日曜学校に通わされていましたが、当のご本人は別な宗教を信奉していたみたい)、キリストと言うのは私にとってそういう存在だったからです。

本当に、世の人々のすべてがあなたを見捨て、あなたの敵に回ったように感じる時でも、必ず、あなたの味方をしあなたを支持してくれる人がいることを信じて、もうひと踏ん張りしてほしいと、切に思います。
それから、ネットのエゴサーチなどは絶対にしないことです。
匿名で無責任な情報を流し人を貶める、昔で言えば闇夜に背後から切りつけるような卑怯な人間の言葉などは、読むに値しません。

あの騒動のいまだ完全には解決が見られない宝塚ですが、今年は、五月から大阪と東京で『ベルサイユのばら50』が始まります。
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初演の時からの、私にとっては戦友ともいうべき榛名由利、初風淳、鳳蘭といったスターさんたちをはじめ、歴代のベルばらを担ってくれたスターさんたちが一堂に会し、トークや歌や名場面などを披露してくれます。
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最近村田は、ミュージカルのトムとジェリーで共演した湖月わたるさんと、ラインをしているみたいです。
私はそういうのが全然できないので、時々横から参加させてもらっています。
ラインができないと、仲間外れになったような気持ち、なんか分かるなあ・・・。
そろそろガラケーを卒業すべき時期が来ているのかも。






posted by riyoko at 16:46| Comment(0) | 日記