6月23日(日)
池田理代子です。ベルばらのアニメ、宝塚歌劇、コラボ商品やコラボ企画などの情報は、www.ikeda-royoko-pro.com へどうぞ!
ついに今年の一大イベント、村田孝高と岡崎ゆみさんとのデュオ・リサイタルが、あのニューヨーク・カーネギーホールで大成功裏に終わりました!!
実は、カーネギーホールは、空いていれば誰でも申し込めるのですが(その代わりめちゃ高い)、とにかくお客様を入れるのが大変なんです。
ニューヨークにお知り合いなどいない私たちは、日本で向こうにお知り合いのある方にお願いして、人を集めていただきました。
その結果、国連代表部の方々、領事館の方々、有名商社や銀行の方々、それに日本を代表するオペラ歌手と言うとんでもない方々が来てくださることになり、私と村田の母、甥のまあちゃんは前日夜まで名前と座席番号を打ち込み、本番当日にチケットボックスに渡せたという慌ただしさ。
私は、封筒にチケットを入れて表に立って出来るだけお迎えをしていたのですが、ホール側の怖いおっさんから「チケットボックスへ行け」と怒られる始末。それでも頑張って何人かの方にはチケットを直接お渡しできました。
皆さん奥様が日本人で、撮影会まで始まってしまって、またまた「あっちへ行け」と怒られる始末。
でも、当日券も買って下さった方が少なからずあり、嬉しかったです。
村田が歌った中ホールは、割と新しいホールで、歌い手にとって必ずしも歌いやすいホールではなかったようですが、それでも、最後にはスタンディングオベーションを頂き、アメリカ側のスタッフが「このホールにこんなに人が入ったのははじめて」と仰ってくださり、最後にはアンコール曲の『フニクリ・フニクラ』に合わせて舞台裏で手拍子までしていらしたとか。
今回、このニューヨーク公演を実現するにあたっては、『村田孝高後援会』理事のお一人でいらっしゃる方が、ニューヨークのプリンス・北野ホテルの経営者でいらっしゃり、「いつも忙しくて村田君の舞台を観に行けないから」と、何と、宿泊からお食事、すべての費用を無料で提供してくださいました。
プリンス北野は、ニューヨークでも一等地にあり、過去には天皇陛下もお泊りになっています。
またこれからの首相ご一行訪米の際には一棟をまるまるお借上げとか。
決して大きなホテルではないのですが、とても暖かいおもてなしと、朝食に、普通の洋食の他にご飯、お味噌汁etc...など存分にそろっていて、日本人には嬉しいホピタリティです。
何よりご自慢は、最上階のラウンジ。
テラスからはエンパイア・ステートビルをはじめ周囲の有名なビルが見渡せ、夜景は北野ㇷ゚リンスならではの名物です。
わざわざここにデートに来るカップルもありました。
村田の甥のまあちゃん。本当に頭が良く心の優しい素晴らしい子です。
ラグビーやっています。
カーネギーの演奏は、おおむね色々なサイトでも大変評判が良く、まずまず大成功と言っていいかと思いました。
ところで、その夜はヤンキーススタジアムでドジャース戦があって、なま大谷さんをばっちり見ることができました。
なまの野球スタジアムは、子供の頃に父に連れて行ってもらった甲子園球場が初めてで、それいら70年ぶりくらいです。
この後は二階建て観光バスでニューヨークを満喫しました。
その後、私の40年前の英語とドイツ語の先生のロスのお宅に泊めていただくのですが、これはまた次回に。