2月22日(金)
国立劇場の、日本舞踊協会の公演に行って来ました。
私は、どんな分野でも、舞台は大好きで、機会があれば時間の許す限り鑑賞するようにしているのですが、一流のプロの方々の踊りは、体の芯の保ち方など、オペラの舞台の演技にも役に立つところは沢山あります。
自分の生きている分野だけでなく、できるだけ多くの、違う分野の方々の仕事に触れて、視野を広げ、勉強をしたいと思っています。
それが、オペラ歌手としての自分の幅を広げることにもなると信じています。
2月16日(土)
大分日差しに春の香りがするようになって来ましたね。
でも東京ではまだまだこれから雪が降ったりすることがあるので、油断はなりません。
先日2月10日の新国立中劇場でのオペラ『ロビンソン・クルーソー』大勢のお客様にお越し頂き満席となりました。
私は海賊の首領役で、出番は少なかったのですが(1月のリサイタルがあったので、出番の少ない役をお願いしました)、終わり頃に一番派手な衣装で登場しました。
最後に釜の中に入れられるのですが、逆さまになるので、首が痛かったです。
一月の末からは墨田区オペラの『こうもり』の稽古も始まりました。
同時に、4月11日のカナックホールでの『ドン・ジョヴァンニ』の稽古もあります。
広島の『トゥーランドット』も含め、同時に三本のオペラの稽古に通っている訳です。
こんなに勉強したことはかつてないくらいだと言ってもいいかも知れません。
でも、考えればこんな機会を頂けるのは、本当に有難いことです。
こなせるのも、体力のある今のうちかもしれませんね。
頑張りますので、是非応援して下さい。
2013年2月3日(日)
はじめまして。
バリトン歌手の村田孝高(よしたか)です。
新しくブログを始めました。
先日1月26日に、築地の浜離宮朝日ホールにて、東京では初めてのリサイタルを開かせていただきました。
大勢の皆様においで頂き、また、ソプラノの本宮寛子先生、ピアノの榎本潤先生を共演にお迎えして、緊張の中にも充実した舞台を踏ませ ていただきました。

リサイタルが終ったらすぐに、新国立中劇場での2月10日のオペラ『ロビンソン・クルーソー』(フランス語日本初演)の稽古に通っています。
また、広島アステールプラザ大ホールでのオペラ『トゥーランドット』のカラフ王子の父親ティムールも3月にあるので、そちらの稽古にも通うという具合に、今年は大忙しの一年になりそうです。
リサイタルの翌日40歳になりましたので、これから十年は、いよいよバリトン歌手としての真価が問われる十年になります。
どうぞ宜しく応援のほどお願いします。
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