池田理代子プロフィール

池田理代子(漫画家・声楽家=ソプラノ)
大阪市生まれ。
六歳よりピアノを始める。
東京都立白鷗高校卒業。
高校時代は、物理クラブ、ブラスバンド部(トランペット)に所属。
東京教育大学(現・筑波大学)哲学科在学中より漫画を描き始め、講談社「少女フレンド」にて『バラ屋敷の少女』で雑誌デビュー、その後集英社「マーガレット」に移り、24歳から連載を始めた『ベルサイユのばら』は、社会現象と評される大ヒットとなり、宝塚歌劇、テレビアニメなどにもなった。
『ベルサイユのばら』のみならず、『おにいさまへ…』『オルフェウスの窓』『栄光のナポレオン』などの作品は、世界各国語に翻訳され、今もなお国際的な人気を博する。
『オルフェウスの窓』で、日本漫画家協会優秀賞を受賞。
NHK中央番組審議委員会委員長をはじめとする様々な社会的重責を果たす。
2009年、フランス政府よりレジョン・ドヌール勲章を贈られる。
2014年フランス観光親善大使に任命される。
1999年、東京音楽大学声楽科を卒業、ソプラノ歌手としてオペラ『愛の妙薬』(アディーナ)、『フィガロの結婚』(伯爵夫人』、『ラ・ボエーム』(ミミ)オペレッタ『こうもり』(ロザリンデ)、『メリー・ウィドウ』(ハンナ)などを始めとし、コンサートやディナーショウ、ベートーヴェン『第九』、モーツァルト『レクイエム』のソリストとして活躍する傍ら、『ベルサイユのばらエピソード』などの新作漫画を描き続ける。
明治座研修所(演技)修了。
若い声楽家支援のため『池田理代子とばらのミューズたち』を立ち上げ、20年近く、私費を投じ様々な局面での支援も続けている。
また近年はオペラの舞台の演出にもその才能を発揮し、『フィガロの結婚』(東京芸術劇場大ホール)『椿姫』『ラ・ボエーム』『リゴレット』『トゥーランドット』(浜離宮朝日ホール)をはじめ、東京オペラプロデュースでの『フォルテュニオ』『ミレイユ』(いずれも日本初演)『カルメン』(びわ湖ホール)、西本智実マエストロの『蝶々夫人』(八王子いちょうホール)など、様々な舞台で演出家として活躍している。
2016年10月8日には、福山市市政施行100周年の事業として、自らの台本・演出によるオペラ『かぐや姫と帝の物語』が日本初演される。
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