2018年07月03日

2018年7月の日記

7月29日(日)
村田孝高です。

熱海は台風一過、湿度は高いですがカンカン照りのお天気です。
昨日は、来宮の方にランチを食べに行き、帰りに来宮神社に寄ってきました。
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台風が伊豆を直撃するという割に、結構大勢の観光客で賑わっていました。
何か、若い人たち向けのインスタ映えでも狙ってか、こんなハートマークのスポットが新登場。
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雨もぽつぽつ降ってきたので、帰りは海岸沿いに降りるのをやめて、山の中の新ルートを開拓してみました。
「頼朝ライン」という歴史的な道があって、そちらを通ってみたのですが、途中で『頼朝の一杯水』という湧水がありました。
頼朝はここの水を飲んで鎌倉へ上り、天下を取ったのだそうです。
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夕方からは、家の前の海がだんだん凄いことになってきました。
いつもはこんな感じの生け簀ですが
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やがてこのように波しぶきに覆われ
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今朝起きてみたら見事に崩壊していました。
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近所のアカオホテルのレストランの窓が割れて怪我人が出たり、いつも通っている海岸沿いの135号道路では高潮で車が何台も流され、それを助けに来たパトカーまで流されてしまったとか。

いつもと違ってこれから西日本の方に向かうらしいので、先日の豪雨の被害にあわれた地域の方々のことが心配です。

もう地球は明らかにおかしくなっています。
原因を作ったのは結局人間なのではないでしょうか。
人間がどれほど地球を痛めつけて来たか、その付けをこれから払わされるのだろうという気がしています。
それでも経済優先の政治は変わらないんだろうな・・・。





7月27日(金)
村田孝高です。

台風が近づいているらしく、今日はいつもよりずっと涼しいです。
八丈島から伊豆半島、東京を直撃だそうです。
明日の色々な東京のイベントも中止になっています。
今日の熱海の花火は、滑り込みでセーフだったようです。
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熱海は来週31日も花火大会らしいです。

昨日は、『ナブッコ』の稽古に行ったら、何ということか、この日から立ち稽古の始まりでした。
幸いまだ人も揃わなかったのと、演出計画もまだ緩かったのとで、助かりました。
突っ伏して歌うシーンでは、改めて自分の腹が横隔膜を圧迫して邪魔だと思いました。
やっぱり少し痩せねばあかんのかのう・・・。

家の中のインテリアが少し変わりました。
風水を見られる方が先日遊びに来てくださって、あれこれと指摘を下さったので、ちょっと変えてみました。

イタリア製の旧いアンティークの時計を玄関に置いていたら、これは来る方に失礼だと言われ、移動しました。
そしたら、ずーっと動かなかった時計が動き出し、えもいわれぬ美しい音色で30分ごとに時を告げるようになりました。
ぷにが興味津々です。
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あと、玄関から入って正面に丸見えだった洗濯機置き場にカーテンを付けました。
一瞬「ここはクラブか?」とまごうような豪華なカーテンがついています。
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9月2日の『ナブッコ』終演後の懇親会にもたくさんのお申し込みを頂き、予定していた人数を大分超えました。
おいで下さる方々の顔と名前をしっかり認識して、親しくお話させていただければ嬉しいです。
本当に有難うございます。



7月23日(月)
池田理代子です。

本当に暑い日が続きますね。
このままいくと、周りを海に囲まれている沖縄が、日本で一番涼しい場所になるとかいう、冗談とも本気ともつかないことをどなたかがテレビで仰っていました。

昨日は、横浜の高島屋で、ジュエリー絵画の展示即売会とサイン会が開かれました。
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ジュエリー絵画をお求めくださった方のうち先着の30名様へのサインでしたので、皆様とゆっくりとあれこれ色々なお話をすることが出来、私自身も楽しませて頂きました。
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そういえば先日、アルフィーの高見沢さんと熱海で対談をさせていただいた時に、たかみいがオスカルのジュエリー絵画をお持ちになっていて、そこにサインをと頼まれました。
卓上型の、とてもコンパクトで飾りやすいジュエリー絵画です。
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いつもながら、傍で目にすると、その精巧な出来栄えと美しさと技術に感動させられます。

横浜から帰ってすぐに、夜の会合が熱海でありました。
村田孝高の後援会会長をしてくださっている森田一先生の奥様で、故・大平総理大臣のお嬢様、森田芳子さんが、熱海にあるおじい様の別荘にお招きくださいました。
ちゃんと別荘番のご夫婦もいらっしゃって、豪華な美味しいお料理が出てくる山の中の別荘で、芳子さんのご友人お二人を交え五人で、舌鼓を打ちながら夜遅くまでお喋りに花が咲きました。
オーダーすればシャンペンでも白ワインでも赤ワインでも、何でもありの、夢のようなひと時でした。

別荘番をしていらっしゃる奥様が、大変な『ベルばら』ファンとかで、そちらの話でも盛り上がりました。

翌日は、お昼少し前にうちにおいでいただいてひとしきり女子会の続きをしてから、最近になって近所に出来たレストラン付きのホテルに、歩いてランチへと繰り出しました。
海に面した、六部屋くらいしかない瀟洒なホテルですが、うちから歩いて行けるのとランチもやっているのとで、最近お気に入りの場所です。
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レストランからテラスへ出るとすぐ下が透明な海で、空の青さとテラスの白さが、何だか地中海付近の都市にいるような気分になります。
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さてさて明日は、NHKBSプレミアムの『プレミアムカフェ』の収録に、東京を通り越して川口のスタジオまで行きます。
放映日が分かったらまたお知らせいたしますね。

あ、御嶽海の初優勝、本当に嬉しかったです。
優勝が決まった日には御嶽海と一緒に私まで泣いてしまいました。




7月19日(木)
村田孝高です。

全国的に記録的な猛暑ということですが、幸いなことにうちは窓を開けると涼しい風が通り抜けます。
家の中の電灯を消して、昔の日本の夏みたいに薄暗くして、風を温めないようにしています。

7月16日の国立市でのオペラ『フィガロの結婚』ハイライト、終わりました。
こちらは、死んでしまうような暑さでした。
そのうえホールの冷房が故障し、皆さんに、首筋などを冷やす保冷剤を配りました。
バックの涼しげな緑が美しい、こじんまりしたホールでした。
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私は例の恐ろしい『外套』のミケーレを歌って一週間後、相手役のスザンナの辰巳真理恵さんは初役、それぞれに、徹夜をするほど頑張りました。
辰巳さんが、大変演技の勘がよく、とても初役と思えない初々しいスザンナでした。
辰巳パパが一番前の席に座って食い入るように見ておられ、出演者一同、何となく芝居とはいえ、スザンナさんに触るのをちょっと遠慮したみたいでした。
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この日、熱海は夏祭りの日で、いつもなら15分でタクシーが駅まで行くところ、呼ぶのに20分、乗ってから駅まで一時間半もかかり、理代子さんは前半の終わりごろに漸く到着しました。
これから夏休みに入りますが、そういったこともよく考えて仕事入れないとな…。

久しぶりに家で落ち着いて朝のコーヒーを入れたら、こんな模様が!
何となく猫の手に似ていませんかね?
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昨日は、ネルソン・マンデラ氏生誕100年の記念の日だったとか。
私の最も尊敬する人の一人です。
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大相撲は、三横綱に栃ノ心の休場に加え、昨日から琴奨菊まで休場です。
名古屋の人たち気の毒だな。




7月14日(土)
池田理代子です。

土砂災害のひどかった西日本あたりには結構お知り合いもいらして、本気で心配になってあちこちに電話して安否確認をいたしました。
村田の実家の父は、知り合いでなくなられてしまった方もあり、大分落胆している様子です。
本当にひどい規模の災害となってしまいました。
そんな時に「赤坂自民亭」とか称して、みんなで酒盛りをしている様子をSNSにアップしてはしゃいでいる議員もあったりして、なかなか神経を疑ってしまいます。

昨日は、ジ・アルフィーの高見沢俊彦さんが、対談のためにわざわざ熱海までおいで下さいました。
今度の『薔薇と月と太陽』というニューシングルのソロライブのプログラムのための対談なので、私の自宅よりもっといい雰囲気の場所をと思い、伊豆山の方面にある「ヴィラ・デル・ソル」をご推薦しました。
ここは、旧徳川家のプライベート文庫を、麻布にあったものをこちらに移してきた由緒ある建物です。
実は昔、さる婦人雑誌の企画でこちらに一泊させて頂き露天風呂に入ったりお食事を頂いたりしたことがあって、とても印象深い建物だったのです。
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現地に到着してみて、スタッフの方々の本格的な人数の多さに、あ、うちに来て頂かなくてよかったとほっとしました。
もう今では新たに作ることも難しいような重厚な木彫の装飾や室内のしつらえなど、本当に歴史を感じさせる素晴らしい建物です。
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たかみぃの衣裳の雰囲気にもニューアルバムの雰囲気にも本当にぴったりで、スタッフさんたちも皆さんとても喜んでくださいました。


彼と話をするたびに思うのですが、たかみぃは本当に知的で教養の深い人です。
今度新しく文芸春秋から出された小説『音叉』を、帰りに頂いてきて、早速に読ませて頂きました。

今日は東京では35℃に達するかというような予報でしたが、熱海では、ベランダに出ると少し暖かいめの気持ちの良い海風が頬をなぶり、海もエメラルドグリーンで穏やかにたゆたい、釣り人や磯遊びの人たちの姿も見えて素晴らしい三連休の様子です。
友人たちは、それぞれシンガポールや京都などに出かけ、村田も、明後日に迫った『フィガロの結婚』ハイライトの最後の稽古に出かけて、私は一人、猫と一緒にのんびりしています。
テレビをつければ、痛ましい災害の犠牲者のニュースばかりで、自然災害とはいえ、もうちょっと早めに避難の情報などを共有できなかったのかと残念でなりません。

それから大相撲名古屋場所!!
三横綱不在になってしまい、横綱土俵入りも観られません。
栃ノ心の怪我は大丈夫でしょうか。




7月10日(火)
池田理代子です。

8日の日曜日には、深川江戸資料館小ホールでの村田孝高が主役ミケーレを務めるプッチーニのオペラ『外套』に行ってまいりました。
ここは、あの名横綱・大鵬関が住まわれた場所だということです。
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私は、八年か九年前に、広島のアステールプラザ大ホールで彼がやったミケーレを見たのが最初ですが、その時は、あまりの恐ろしさに、終わってもしばらくは拍手も起きないほどでした。
ややあってから割れるような拍手喝采。
どんな恐ろしさか分かっていても、今回もやはり衝撃的な恐ろしさでした。
前半での声の抑制が効いていた分、クライマックスへ向かう緊張や衝撃はより大きかった気がします。
お知り合いの方々も、全然お知り合いではないお近くの席の方々も、「凄いねえ…」「お見事!」と思わず周囲に話しかけられていました。
客席から見ていて、ルイージ役の安藤さんの首を縄で本当に締めているんじゃないかと心配になったほどでした。
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そういえば、昔広島で初めてこのシーンを見た時は、縄ではなく腕で絞め殺す演出でしたが、ルイージ役の藤田卓也君の体がだんだん宙に上がっていき、「えっ、あれじゃ死んでしまうじゃない」と真面目に心配しました。
もう片方の手で、見えないように彼のズボンを持ち上げていたのだそうです。

来てくださっていた方々が、皆さん感動と衝撃を持って帰られ、九月二日の『ナブッコ』にもぜひ行きたいとおっしゃってくださって本当に嬉しかったです。
九月二日は、終演後に二階レストランで、ナブッコ役の村田を囲んでのお食事会があり、私や森家さんは今からそちらの準備に忙しくしています。
後援会理事の方々も多数ご参加くださる予定です。

この『外套』公演終了後は、村田はそのまま東京のホテルに泊まって、翌日16日の国立での『フィガロの結婚』の稽古をしてきました。
さすがにかなりヘロヘロになって夜家に帰ってきました。
途中平塚のSAで少し仮眠をとったそうですが、目覚めてみたら駐車場の周囲は、自分の車も含めすべて赤い車ばかりで驚いた、と写真を送ってきました。
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こんな珍しい偶然もあるのですね。

大雨の引き起こす災害は、平成になって一番の痛ましい被害を出したとのことですが、広島にある村田の実家にも、斜面の傍に暮らす親族や近所の人たちが避難してきて、雑魚寝状態だったそうです。
働き者で世話焼きの村田の母はさぞかし大変だったことでしょう。

昨日は、日本医師会の広報誌の取材の方々が熱海まで来てくださいました。
途中大雨が降ったりして、かなり大変だったみたいです。
明後日には、またNHKのプレミアム・カフェに出演するのでその打ち合わせがあり、今週は少し忙しい週になりそうです。




7月6日(金)
村田孝高です。

今更ですが、ワールドカップ日本代表、感動的でした。
昔の、ワールドカップになんか絶対出られることはないと思っていた時代からすると夢のようです。
若手の活躍を見ていると、今に優勝も夢ではない日が来るような気がします。
ここ二日ほどワールドカップもお休みで、何となく寂しいですが、しかしウインブルドンも始まっていますし、まもなく相撲も始まります。
こんなにスポーツの大会ばかり続くと、昔のローマ帝国を思い浮かべたりしますね。

私はいよいよ明後日に本番が迫り、今日が最後の稽古場です。
自分的に課題だったアクートも、何となく道が見えてきたような気がして、少し嬉しいです。
バリトンというのは実は、バスの音域も出さねばならないし、場合によってはテノールの音域まで出さねばならないこともあります。
さすがにハイ・ツェーは出ませんが。
うちにいても、稽古の合間に、理代子さんが風呂友さんからもらった猫のスナップでこのように遊んでいるので、相当煮詰まっていると思われているようです。
何しろあの『外套』のミケーレですから。
いつも稽古場から、ものすごいおっそろしげなオーラを出して帰ってくると言われます。目付きが違っているらしいです。
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うちの周りでは、ささやかな野の花が、気が付くとひっそりと咲いていて、東京にいたころのベランダの華やかさとはまた違った楽しみがあります。
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しかし大雨に台風まで近づいていて、これからどうなってしまうのかな。
熱海は、実は急な斜面ばかりなんですね。





2018年7月3日(火)
池田理代子です。

梅雨が明けたとかで、ここ熱海でも晴天が続いていますが、気温は、海風のお陰で東京などの都市部よりだいぶ涼しいです。

六月の末に、秋川雅史さん主催の「アッキー会」が熱海でありました。
国立音楽大学時代からの友人たちと、もう何十年も続いている会で、今回は熱海での修学旅行ならぬ一泊旅行だったので、アッキー会メンバーの村田にくっついて、私もお食事にだけ参加させて頂きました。
東京から熱海まで来るハイエースの中でも飲み続けていたそうで、皆さんすっかり出来上がって楽しい会でした。
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そして先日は、友人二人が一日の初島の花火を目当てに泊まりに来てくれました。
いつもお魚の和食なので、たまに目先を変えて、来宮駅前にあるイタリアンに予約を入れました。
なかなか有名なお店らしいですし、味も、それにお値段も、大変行けています。
来宮までは車でも15分かかるかかからないかという近さなので、これからもせいぜい通おうかと思っています。
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友人たちは、寄るとさわると体重や血圧や年金や老後の話題で、ひと世代若い村田は、もう慣れたとは言いますが、ちょっと呆れているのでは。
体重が増えたとか言いながら、美味しいものには眼がない私達おばさんです。
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帰りのタクシーを待っている間、来宮駅構内でツバメの巣をいっぱい見つけました。
ちゃんと板で巣が作りやすいようにしてあって、それでも、防犯カメラにまで巣を作っている子も。
本当に可愛いですね。
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翌日には恒例の多賀そばを食べて、少し街に出て商店街で買い物をし、今年初めてのかき氷を頂いて、大盛り上がりの女子会でした。
二人ともしっかり三回も温泉に入って帰りました。

この間、アルフィーの高見沢さんにお願いされて、今度出すシングル『薔薇と月と太陽』のジャケット用に『オスカル風たかみぃ』を描きました。
何枚か書いたラフデザインの中から彼が選んだのがこちらです。
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九月に、たかみぃのソロリサイタルがあるそうで、そのリサイタルのプログラムの中に収録する対談のために、今度彼が熱海に来てくれます。
楽しみです。

今日は何と、指揮者のコバケンこと小林研一郎先生の若き日の肖像画というのを描きました。
いわき市の音楽ホールからの依頼でした。
書いていると色々な事が分かってきます。

posted by riyoko at 16:13| Comment(0) | 日記
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