2021年09月08日

フィンランド公演『眠る男』

9月8日(水)
村田孝高です。

一か月以上にわたって、フィンランドのヘルシンキで暮らしていました。
『眠る男』の公演、全六回が無事に終わり、しかも今日で、強制自宅待機も終わります。

舞台の扮装の様子を理代子さんが撮ってくれました。
客席の真ん中の橋掛かりに座っています。
ちょっと幽玄の感じです。
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お客さんが入場する前からずっと座っていなくてはならず、しかも、終了まで引っ込むことが出来ず水も飲めないので、声が枯れそうでした。
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劇場は、クラシックで素晴らしい建物です。
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化粧を落とすとほとんどホラーです。(笑い)
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開演する二日前に、駐フィンランド日本大使公邸に招かれました。
大使は、偶然にも村田さんと仰って、私と同じ空手の経験もおありで、素晴らしい方でした。
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六回公演が終わった翌日にもお招きいただき、サウナとプールで思う存分に楽しませていただいて、すっかり疲れもすっ飛びました。
その上に、素晴らしいシェフが目の前であげて下さるてんぷらに、舌鼓を打ちました。

街を散策する余裕もなく、半地下のアパートと稽古場との往復で時間が過ぎましたが、有名な教会だけは中に入って撮って来ました。
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とにかく夏だというのにすごく寒く、おまけに遅まきの梅雨までやって来て、暑がりの私には有り難かったですが、寒がりの理代子さんは、あるだけの服を着こんで震えていました。
本当は、郊外のシベリウスの家などにも行きたかったらしいですが、あまりにも寒いので、劇場に来る以外はほとんどホテルで布団にくるまって過ごしていました。

ただ、幸運にも『レーピン展』をやっていて、大使館付きの一等書記官・森本さんのご親切な計らいのお陰で、本来なら予約して長く待たなければいけないところ、行列にも並ばずすんなりと入ることが出来、四時間もたっぷりと鑑賞できて、ものすごい喜びようでした。

ロシアでの仕事の時、モスクワのトレチャコフ美術館に、雪の中並んで入ったときのことを思い出して、感無量だったそうです。

理代子さんは、小さい時に見たレーピンの『ヴォルガの船曳き』などの絵から、ロシア革命に興味を持って『オルフェウスの窓』を書くに至ったそうな。

今となっては、あの素晴らしい歌劇場での六回もの公演が夢のようです。
荷物もまだ片付いていません。
日本では、予定されていた幾つものオペラが皆中止となっていました。

posted by riyoko at 20:39| Comment(0) | 日記
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