12月19日(水)
村田孝高です。
今年の年末は、火災や事故など悲劇が次々と襲ってくる印象です。
とどめが、今朝知った神田沙也加さんの死。
私の親しい青年といっときつきあっておられました。
茅ヶ崎での小田原オペラ『魔笛』の再演の稽古が始まっています。
先日は、音大の後輩のディナーショウの手伝いを頼まれて、東京で歌ってきました。
このご時世に、お申し込みを断らねばならないほどの人気だったそうです。
広々として格調のある素晴らしい会場で、久々の舞台を楽しんできました。
東京にあのままいたら、とか、コロナがなかったら、とかあれこれ考えてしまいました。
また別な日には、舞台でご一緒した方が紀伊国屋サザンシアターでのこまつ座の舞台に出られるということで、新宿まで駆けつけました。
珍しく理代子さんも「こまつ座の舞台なら見たい」とのことで、一緒に行きました。・・・が、紀伊国屋シアターに着いたら、「紀伊国屋サザンシアター」は別なところにあるとの案内で、ただでさえ遅れて着いたのがさらに遅れ、結局一幕は見逃して二幕から拝見することになりました。
昔は結構大衆演劇の世界にハマっていたという理代子さんです。
私も、仕事柄、やっぱり生の舞台にとても心惹かれます。
ところで昨日の十八日は理代子さんの誕生日。
広島の母親からお祝いの「一鶴の鶏」が届くは、二ナスはじめいろいろな方からお祝いを頂いて、配達の方は大忙しでした。
夕方、以前に注文しておいたケーキを受け取りに行って、クリスマスと誕生祝を兼ねた夕食を頂きました。
「来年は、わたし後期高齢者だね」と言っていました。
後期高齢者とは本当に身もふたもない嫌な言葉ですが、このご時世で、そこまで生きられたというのも素晴らしいことです。
ただ、長生きなどすると地球の悲惨な状態を見なくてはならないというのも事実です。
いずれ世界の人々は、飲み水にも困る事態に遭遇すると、テレビのドキュメンタリーでやっていました。
いや、もう既に地域によっては飲み水不足で暴動さえ起きているそうです。
地球温暖化、森林の伐採、森林火災、大規模農業や酪農が、地球の水を枯渇させていくそうです。
これからを生きる若い世代が、つくづく気の毒だと思います。
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