2023年06月01日

早くも六月です

6月1日(木)
村田孝高です。

五月は、四国のレオマガーデンオペラに広島大学での『椿姫』、国際フォーラムCでのオペラ『シラノ・ド・ベルジュラック』と続き、その合間は稽古、稽古で、ほとんど自宅に帰ることもなくホテル暮らしでした。

『椿姫』には、わざわざ東京や愛媛などから、いつも応援してくださる方々がわざわざ来てくださり、大盛況のうちに終えられましたが、自宅のある熱海を通り過ぎての東京と広島との行き来でやや疲れがたまり、自分としては7割くらいの声でしか歌えず、少し不本意でした。
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熱海の自宅には数えるほどしか帰れず、放っておくと理代子さんがろくにものを食べたり水を飲んだりしないので、心配でしたが、マンションのロビー階に新しくオープンしたレストランの味が気に入って、わりかし豆に通っていたみたいで、少し安心しました。

ホテル暮らしは、やはり乾燥が気になり、また、夜の稽古が終わると、もう食事をする店も開いていなくて、ついついコンビニに頼ることが多くなり、自分も風邪を引いてしまいました。
シラノのゲネプロ前には、新横浜のいきつけのクリニックに駆け込み、ビタミン注射と幹細胞の点滴を打っていただきました。

今度の舞台は、衣裳や舞台装置が大変立派で、また、盲人の方々のご招待もあり、今時国際フォーラムCで、出演者のチケットノルマ無しでこんなに大舞台をかけられる団体があるなど、キツネにつままれたような気分でした。

理代子さんが60枚ばかりを捌いてくれて、主催者からは大いに感謝されました。
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2023.5.30ギーシュとロクサーヌ.JPG
今月の12日にちょっとしたサロンコンサートをさせていただくことになっている、オランダ大使公邸から、夫人がご友人と見えて下さり、フランス語がお出来になるというので、本番前には出演者たちに言わないほうがいいと思い、黙っていました。また、アメリカンクラブのトップの方も見えていました。
自分でも、コレぺティさんには一応フランス語を褒めて頂いてはいましたが、結構緊張ものでした。
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2023.5.シラノ.JPG
四月の第九に続いて、国際フォーラムに足をお運びくださった皆さんに、心から感謝申し上げます。

一応、自分の役のド・ギーシュ伯は大過なくやり通せて、今日からは、八月の新宿区民ホールでの『マクベス』の譜読み稽古に入っています。
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八月には、『ラ・ボエーム』と、『マクベス』の二本が入っています。
『マクベス』役をやるのは、自分にとってずっと夢だったので、頑張ります。
オペラに馴染みがない方でも、シェークスピアファンの方は、是非聴きにいらしてください。
その前に、この風邪を完全に治さなくては。



posted by riyoko at 18:54| Comment(0) | 日記
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