2022年02月02日

奈良の続き

2月2日(水)
池田理代子です。

奈良・斑鳩の続きです。
ホテルをチェックアウトして、暫く奈良公園を散策、子供の頃によく連れて行ってもらった東大寺などを訪ねてみました。

小さい子供だった頃にも不思議と怖いという印象より、その芸術性と迫力に圧倒された仁王門の、運慶・快慶の作品に、やはり今度も見とれました。
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鹿の親子に出会いました。
お母さんは、子供のために私が何か食べ物を持っていないか探索に来て、コートをカプ!
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違いますよ、これは食べ物ではありませんよ。

その後法隆寺に向かい、平田先生と合流しました。
幾たびかの焼失に耐えて、少しずつ位置を変えたりしながら千年以上の歴史を刻んできた法隆寺には、やはり聖徳太子の息遣いが今も感じられるようです。
聖徳太子の黒駒を曳く調子丸の像がありました。
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大掛かりな展覧会が東京でも行われた、国宝の数々も、平田先生の懇切丁寧なご説明で鑑賞することが出来、本当に幸運でした。
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壁画と共に焼け落ちた金堂をそのままの姿で今も保存している収蔵庫。

年に一回、この焼失の日である一月二十六日には、防火訓練が行われるそうです。
唯一無二の芸術品を一朝にして失った痛恨や悲しみを忘れないために、焼けた匂いさえそのままに伺えるような状態で保存しているという収蔵庫です。

平田先生は、今もなお斑鳩の発掘調査を続けておられますが、大変興味深かったのは、たとえ掘ったところから正しく遺跡が出てきたとしても、すべては掘り起こしてしまわないということ。
後に続く若い学者たちのためと、それから、時間が経てば新しい鑑定技術も開発されるかもしれないということを考えて、幾分かを残しておかれるのだとか。

二時間半を、ずっと歩き続けて、色々とご説明を受けながら仏様に対峙しました。
斑鳩は、マンホールまでこのように素敵です。
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熱海に帰り着いてから、村田は『こうもり』の舞台に入りました。
私は29日、30日と二日間通って、皆様にご挨拶させて頂きました。

いつもおいで下さるレディと一緒に。
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オペレッタ協会の田代誠先生と、劇団NLTのトップの川端先生と一緒に。
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思えば、田代先生にお誘いを受けてロザリンデを演じさせて頂いたのが、村田との初めての出会いでした。
その後も、『メリー・ウィドウ』のハンナにお誘いいただいたり、まだ少し若くて、その分未熟でしたが体力もあったころの懐かしい思い出です。

posted by riyoko at 22:04| Comment(1) | 日記

2022年01月27日

久しぶりの奈良です

1月27日(木)
池田理代子です。

奈良、斑鳩ホールでの講演から戻って参りました。
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行きはこだまが三島乗り換えで、こんな素晴らしい富士山を見ることが出来ました。
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斑鳩では、コロナ禍にもかかわらず、大勢の方にお越しいただき、理事長さんからとても感謝されました。
ホールの素晴らしい緞帳が印象的でした。
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私の講演の舞台も、なかなか風情のある立派なしつらえでした。
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遠くは、大阪や兵庫からもお越し頂いて、嬉しかったです。
私も、楽しみにしていた雅楽の生演奏を聴かせていただくことが出来、また考古学者の平田先生と、第三部で身のある対談もさせて頂いて、大変に充実した『聖徳太子御遠忌1,400年』のイベントとなりました。
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熱海から斑鳩には、こだま、ひかり、在来線、車と乗り継いで、四時間ほどかかります。
なので、翌日の講演に遅刻してはいけないと思い、前日入りをしました。
折角なので、幼い頃や若い頃に泊まったことのある奈良ホテルを予約しました。
翌日の講演後も、熱海まで帰り着く最終便に間に合いそうにないので、結局二泊することにしました。
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大勢の皇族の方々がお泊りになった由緒あるホテル、懐かしいレストラン『三笠』で、ちょっと贅沢なお食事を頂きました。
何しろその前の金沢では、コンビニでしたので。

折角もう一泊するのだからと、平田先生が、法隆寺をつぶさにご案内くださるということになりました。
斑鳩の多くの古墳やお寺などの発掘に直にかかわってこられた先生のご案内を頂けるということで、胸が躍りました。
翌日の法隆寺や東大寺などは、また次の機会に!
posted by riyoko at 18:00| Comment(0) | 日記

2022年01月20日

金沢は雪だった

1月20日(木)
村田孝高です。

18日石川県立音楽堂で、理代子さんが青島広志先生と行った対談と音楽会、時間を少々オーバーして無事に終了しました。
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舗道は雪がシャーベット状で滑りやすく、足を骨折して松葉杖の自分と、足元のおぼつかない理代子さんとで、非常に危ない二人でしたが、無事にたどり着くことが出来ました。
当初、理代子さん以外の同行者は中に入れないと言われていたのですが、青島先生とは知り合いでもあり、何と言っても二人一緒に住んでいるので、自分が入れなければ理代子さんも入れない訳で、先方がとても恐縮していました。
青島先生のたってのご希望で、会場の一番前に座らされ、皆さんに「藤原歌劇団のバリトン」と紹介されました。

終演した頃にはもうホテルのレストランも皆閉まっていて、危ない中を、近くのコンビニまで夕飯と翌朝の食事を買いに出かけました。

翌日の私は、茅ケ崎の病院で足首の様子を見てもらい、そのまま月末の小田原オペラ『こうもり』の稽古に向かいました。
結構疲れました。

今週はもう一つ、奈良県の法隆寺で理代子さんの仕事があり、また同行します。
聖徳太子没後1,400年のイベントです。
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とにかく駅での乗り換えなどが危なっかしくて、始めは車で送って行こうかとも思っていたのですが、どうも途中が大雪になるらしいので、やはり列車で行くことにしました。
実は私は法隆寺は初めてで、大変楽しみにしていますが、どのイベントもこのコロナ禍で、人の入り具合が心配です。
聖徳太子の徳の力で、コロナが早く収まるよう、念じてきます。


posted by riyoko at 19:21| Comment(1) | 日記

2022年01月15日

久しぶりのコンサート

1月15日(金)
池田理代子です。

10日の鎌倉芸術館でのコンサート、無事に終わりました。
変なコロナ株の増加している中を、わざわざおいで下さった皆様、本当に有難うございました。
久しぶりに声を出し、人前で歌う緊張感は、筆舌に尽くしがたいものでした。
ドレスを着替える体力も戻ってきて、思ったより太っていなかったのが嬉しかったのと、やはり歌を歌う喜びに心が高揚しました。

楽屋にて、村田と二人で。
以前このドレスで二人で東京の学士会館で歌ったとき、エレベーターに乗り合わせた人から「おめでとうございます」と声をかけられたことがありました。
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『椿姫』から、乾杯の歌を、君島一郎先生のパリコレのドレスで歌わせて頂きました。見かけよりずっと軽かったです。
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第二部で宝塚歌劇『ベルサイユのばら』から、青きドナウの岸辺と愛あればこそを、こんなフリフリのばらがいっぱいついたドレスで歌いました。
古城都さんは燕尾がカッコよくて、歌いながら胸がドキドキするほどでした。
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皆様をお見送りする時には、感染のことを考えて少し心配ではありましたが、懐かしい人たちの顔が拝見できて、心がほっこりと温かくなりました。
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これからまた感染が広がっていくと、しばらく舞台の上演も危ぶまれますが、また温かくなって感染も収まっていくことを願っています。

来週の18日には、金沢で、青島広志先生との対談があります。
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どうか雪でないことを祈るばかりです。
熱海は、東京から近い観光地のせいか、駅前あたりはびっくりするほどの若い人たちで賑わっています。
どうかこれ以上感染者が増えませんように。
posted by riyoko at 01:14| Comment(2) | 日記